学資保険、本当に必要?

高額な学資保険は児童手当で支払おう

学資保険の毎月の保険料は、かなり家計を圧迫します。しかし子供が大学などに進学するまでには、子供の将来のためにきちんと積み立てておきたいものです。

そこで学資保険の支払いは、児童手当を支払いに回すと家計を圧迫せずに無理なく積み立てておくことができます。児童手当をそのまま定期預金などにして貯金して学費を用意するという方法ももちろんありますが、もし緊急でお金が必要になった場合には、定期預金を崩して支払いに回してしまうという危険性もあります。しかし学資保険であれば、どんなに金銭的に苦しい状況が来ても、子供の進学のための費用であるため手をつけることはできないという気持ちにもなります。そのため学資保険なら子供が進学をする頃までにきちんとお金を用意することができるのです。

子供が数人いる場合も、児童手当を学資保険に回すやり方であればそれぞれの子供に対しきちんとお金を用意することができます。子供の数が増えてくると下の子に行くほどお金が用意できなくなってしまう危険性もありますが、児童手当を学資保険に運用することでそうした心配もなくなります。

児童手当の満期額についても、下の子ほど金額を多めにして準備しておくとよいでしょう。上の子が進学などでお金が必要になった場合、学資保険以外からもお金を捻出しなければならなくなる場合もあります。

そうした場合、家計を圧迫し、下の子が進学する年齢の時には、貯金も底をついてしまう恐れもあるからです。そうした意味で下の子供ほど金額を手厚くしておく必要があるのです。